街歩き東京女子会

首都圏を街歩き、「コラージュに使ってね♡」街画像を掲載

街歩き

日暮里エリアを地元民と歩こう

更新日:


悲しみが止まらない。梅ジャムの終焉

日暮里街歩きの前に。
お部屋を片付けをしていたら、クラフト用の箱に「梅ジャム」が一つまぎれていました。何時買ったものなのか、もう固まり始めてます。懐かしいなぁ。
駄菓子の鉄板アイテムといえば「梅ジャム」です。それも「梅の花本舗」製の一択でしょう。
ご存じない方にご紹介。「梅ジャム」は、梅肉に砂糖やでんぷん、小麦などを加えて煮詰めたペースト状の駄菓子です。そのまま吸うというより、これまた駄菓子の鉄板「ソースせんべい」という薄く焼き上げたせんべいにつけて食べます。縁日の屋台でみたことはありませんか?この「梅ジャム」と「ソースせんべい」は下町駄菓子のマストアイテムだったのです。
しかし、昨年暮れに駄菓子界を震撼させる衝撃的なニュースが配信されました。「梅の花本舗」の「梅ジャム」が製造を終了するというニュースです。
泣きました。ホント、マジで。

通は他の「梅ジャム」では満足できないんです。言い切ります。「梅の花本舗」製じゃないとダメなんです!ネットでは一時高騰しましたが、今はもうこの世界では幻の味になってしましました。
昭和の味が、また、一つ消えました。
この商品は創業当時から創業者お一人で造り続けてきた商品です。「後継者は?」と尋ねられたとき「もうからないからね」と答えたインタビューがあり、思い出すも哀しいことです。

思えば、「梅の花本舗」が終業する以前から、同じように下町の象徴ともいうべき「駄菓子屋」は消えていき、とうとう問屋街も消えたんですよね。

駄菓子の似合う東京下町-日暮里

駄菓子と言えば日暮里駅にあった駄菓子問屋横丁が有名でしたが、地域開発で問屋街がなくなってしまったことはレトロファンならご存知でしょう。かつては100件以上の店舗が並んでいたといいます。
今でも営業しているのは「大屋商店」さんだけです。「大屋商店」さんは、日暮里駅東口前のSTATION GARDEN TOWER2階にあります。

最近ではショッピングセンターやスーパーでも駄菓子を取り扱う店舗やコーナーがありますよね。
私はカルメ焼きが好きです。日暮里はなかなか行かないエリアなので、近所のドンキホーテで買ってます。ナゴヤの平安製菓製造のカルメ焼き、一袋300円です。

すてきな町-日暮里を地元民と歩く

日暮里駅から行く素敵な街といえば「夕焼けだんだん」で有名な谷中銀座がります。
ここはご存知の方が多いので他のところを記事にします。

谷中銀座に行く途中にある「佃煮 中野屋」と「ショコラティエ イナムラショウゾウ」をご紹介。行った時に写真は取って置くべきですね。「佃煮 中野屋」名物の角煮が残りわずかだったので、他の方と競って注文、その後混んだので撤退の流れだったのも理由ですが、この日ご一緒した方が【街歩き東京女子会】のメンバーではない地元の方(A美さん)だったのも理由です。江戸っ子は気が短い。
案内してくれたA美さんが、日暮里エリアの住人としてマストと穴場の「佃煮 中野屋」と「ショコラティエ イナムラショウゾウ」へ連れて行ってくれることになっていたんです。

老舗の風格「佃煮 中野屋」-ネット販売も良いけど店頭へ

日暮里駅を出て、桜並木の坂「御殿坂」を谷中銀座ヘ向かって上ります。大きなお寺の門が見えてきます。本行寺です。門の反対側は墓地(谷中墓地)です。
そのままルノアールを抜けて歩いていくと右側に「佃煮 中野屋」さんが見えてきます。大正12年創業の老舗です。3階建ての店舗ですが、店舗部分は木造でとってもレトロです。にこやかにお店の方がお客さんをさばいていきます。店内から煮ている佃煮のいいにおいが漂ってきました。ここで同行していたA美さんのおすすめ角煮を二人で求めてから、「ショコラティエ イナムラショウゾウ」へ向かいます。

チョコレート天国「ショコラティエ イナムラショウゾウ」

ご説明するとこのエリアには「パティシエ イナムラショウゾウ」と「ショコラティエ イナムラショウゾウ」があります。
どちらも世界的なパティシエである稲村省三さんのお店です。

もともと先んじて「ショコラティエ」とは谷中墓地を挟んだ向こう側に「パティシエ イナムラショウゾウ」がありました。某有名グルメ落語家がご贔屓にしているというお噂も。桜並木の奥にある小さなかわいいお店です。時間がちょっと遅くなるとケーキはなにも残ってません(><)こちらは鴬谷駅からの方がアクセスいいです。車だと停めるところがないのでお散歩で立ちよるのが良いと思います。

さて「ショコラティエ イナムラショウゾウ」へ向かった私たち。「佃煮 中野屋」から日暮里駅の方へ少し戻ります。そしてセブンイレブンの角を曲がり住宅街へ。「え?A美さん、ここでいいんですか?」と思わず聞いてしまうくらいの住宅街の横丁を入ります。
実は「ショコラティエ イナムラショウゾウ」、思いっきり住宅街に建ってます。店舗の表はすべてガラス張りの店舗でカフェスペースもお外からよーく見えますよ。
そして並んでました。大勢の方が、、、。当たり前ですよね〜。カフェ利用の方とテイクアウトの方が並んでいます。
2人よいこで並んで待ちます。店内もカフェスペースもさすがに洗練されてます。ケースの中に並ぶショコラとケーキは芸術品の様に輝いて見えます。チョコ好きにはたまらない光景です。
順番がきたら、まずショコラもしくはケーキを選びます。この日、A美さんはブレンドとドーム、私はレモネードと雫型のショコラを注文しました。理由はテイクアウトできないものだから。
運良く窓際の席へ。思いっきり道を挟んでお隣が見えますがご愛嬌です。

ここを出て、どうしても「夕やけだんだん」に行きたいとねばる私にA美さんは「ただの商店街よ」といって同行してくれました。そこでA美さんはキャベツを1つ買って帰宅。

その後駅前の「アイリッシュパブ・オコンネル」でギネスを一杯いただいて解散です。私もJRに乗って帰りました。「アイリッシュパブ・オコンネル」は機会があればレポートします。桜の季節の窓際がお勧めですよ。

-街歩き
-, , , ,

Copyright© 街歩き東京女子会 , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.